ガザの虐殺・封鎖を許すな!秘密保護法廃止!ロックアクション(大阪)

ガザの虐殺・封鎖を許すな!秘密保護法廃止!ロックアクション

●日時:2014年8月6日(水)18:30〜 (19:15デモ出発〜西梅田公園解散)
●集合:中之島公園水上ステージ(中央公会堂前)(地下鉄淀屋橋1番出口)

・各自プラカードなどお持ちください。
・ガザの犠牲者、原爆犠牲者、日本の侵略犠牲者を含むすべての戦争犠牲者を想い、ダイ・インをします。
・デモの途中、米国領事館前でガザ虐殺・封鎖反対、イスラエルへの武器供与反対を訴えます。

7月8日以降、ガザではすでに1650人以上の住民がイスラエル軍によって虐殺されました。そのうち300人以上が子供です(8月2日現在)。ネタニヤフ首相は世界中に広がる抗議の声に耳を塞ぎ、作戦の続行を宣言しています。

この一方的ジェノサイドには安倍政権が深く関わっています。というのも、今年5月12日、安倍首相は来日中のネタニヤフ・イスラエル首相との間で日本・イスラエル共同声明に署名し、両国間の「包括的パートナーシップ」を構築することで合意しているからです。この声明は、4月末、9か月間続けられてきた和平交渉を執拗な入植地拡大によって事実上決裂に導いたことで外交的孤立の危機にあったイスラエルに際立った支持を与えるものでした。

しかも、「包括的パートナーシップ」の中には、両国の国家安全保障局間の意見交換開始や防衛当局間の交流促進、サイバー・セキュリティ分野での協力が含まれます。このことは、日本とイスラエルとの間で軍事・セキュリティ情報が広く共有されるようになることを意味します。つまり、日本は、パレスチナ人を治安対象とみなすイスラエルの戦争・占領政策に事実上協力するという選択を行ったのです。このような安倍政権の親イスラエル外交が、今回のガザ虐殺を強く後押ししたことは否定しようのないことです。

また、7月17日の国家安全保障会議では、迎撃ミサイル「パトリオット2(PAC2)」の部品の米国への輸出(三菱重工)と、F35戦闘機搭載のミサイル技術をめぐる日英共同研究(三菱電機)が認められましたが、いずれの兵器についてもイスラエル軍が使用する可能性が指摘されています。日本はイスラエルパレスチナ人に対する民族浄化政策をより一層強化することにも手を貸そうとしているのです。

秘密保護法は、この日本・イスラエル・米国の間で成立した「軍事同盟」を支える役割を担うものです。私達は、虐殺の只中にあるパレスチナ民衆に連帯し、彼らのの命と権利を奪い続ける国境を越えた戦争システムに反対する立場から、「8・6ロックアクション」への幅広い結集を呼びかけます。

●呼びかけ
・ATTAC関西
・関西共同行動
・「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン
パレスチナの平和を考える会
・「秘密保護法廃止!ロックアクション」実行委員会


【関連記事】
秘密保護法案とイスラエルの戦争ビジネス