日本サッカー協会宛「違法なイスラエル入植地におけるサッカーチームの処遇問題に関する要請書」

5月11日に予定されている国際サッカー連盟FIFA)の総会では、イスラエル入植地のサッカーチームがFIFAの下で活動することを容認するかどうかが議論される予定になっています。というのも、FIFAの規定には、他国領土で了解を得ることなく試合を行うことを禁ずるという項目があり、入植地チームは、これに明確に反しているからです。議題に上げられれば、イスラエルサッカー協会は、入植地チームを退会させるか、自らがFIFAの出場資格停止処分を受けるかの二者択一を迫られる可能性が高いとされています。そのため、イスラエル政府が各国のイスラエル大使館に、各国のFIFA加盟サッカー協会に対するロビイングを行うよう要請しているとの情報もリークされています。こうした状況を受け、中東に関わる市民団体7団体が日本サッカー協会宛に、FIFA総会でイスラエル入植地チームを容認しない立場を明確にすることを求める要請書を送付しました。

違法なイスラエル入植地におけるサッカーチームの処遇問題に関する要請書

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