クエーカー教徒もソーダストリームをボイコット!

今年7月、アメリカのクエーカー教徒の地方組織レイク・エリー年会が、違法イスラエル入植地製品に対するボイコットを決議しました。同年会は、オハイオ州ミシガン州ペンシルヴァニア州西部のクエーカー教徒からなる組織です。ソーダストリームをはじめとしたイスラエル入植地製品の非人道性についての認識がじわじわと広がりつつあるようです。

2011年には、イギリスのクエーカー教徒の全国組織(イギリス年会)が入植地製品ボイコットを決議し、また、2012年には、アメリカのクエーカー教徒の組織、フレンズ奉仕団が、ソーダストリームを主要ターゲットとして新たに結成された「超教派ボイコット連合」に参加するなど、英米のクエーカー教徒の対イスラエルBDS運動への貢献には、目を見張るものがあります。以下、レイク・エリー年会の決議文です。

「この地域におけるイスラエル人とパレスチナ人、他の先住民族の安定と安全に向けた重要なステップは、1967年以来、国際法に違反してイスラエルが占領するパレスチナ人の土地に関する公正な合意がなされるかどうかにかかっている。したがって、レイク・エリー年会は、クエーカー教徒に対して、西岸地区の違法入植地で作られた製品のボイコットに参加し、イスラエルの占領およびパレスチナ人への抑圧を支える企業からの資本引揚げを行うことを呼びかける。私たちは、アメリカ・フレンズ奉仕団やイギリス年会、各地の月会、その他、世界中の市民社会組織とともに、平和にむけた働きとして、ボイコットという取組に参加する」(原文はこちら)。



■参考記事
Breakthrough! Quakers Spanning 3 States Call For Boycott & Divestment
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