【署名キャンペーン】イスラエルとの無人機共同研究をやめてください!(by NAJAT)

去る6月30日、防衛装備庁がイスラエル無人偵察機を共同開発する準備を進めていることが新聞報道で明らかになりました。具体的には、イスラエルの最大手軍需企業IAI社の「ヘロンTP」がベースとなるモデルとして着目されているといいます(関連リンク)。

この「ヘロンTP」を含め、イスラエル無人機はミサイル搭載が可能であり、パレスチナ被占領地におけるパレスチナ住民に対する超法規的処刑や大量虐殺といった国際人道法違反・戦争犯罪行為に用いられてきたことが、多くの人権団体によって指摘されています。

イギリスの「コーポレート・ウォッチ」は、2014年夏のガザ大虐殺で殺害されたパレスチナ人2200人の内、37%がイスラエル無人機による犠牲者であるとする報告を発表しています(関連リンク)。

このようなパレスチナ人に対する虐殺行為を通じて、実地試験と性能向上が図られてきた兵器を日本が導入することは、人道的道徳的に許されることではありません。イスラエル戦争犯罪に対する国際的批判の高まりの中、今年2月にはフランスが、確実視されていたイスラエル製ドローンではなく、国産ドローンを購入する決定をするといった動きもありました(関連リンク)。

すでに、日本では「武器輸出反対ネットワーク」(NAJAT)による署名キャンペーンが開始されています。ぜひこの署名キャンペーンの拡散にご協力ください。

【署名】イスラエルとの無人機共同研究をやめてください!(武器輸出反対ネットワーク)